- 実葛
- さねかずら【真葛・実葛】※一※ (名)マツブサ科のつる性常緑低木。 山地に生え, また庭木や盆栽とされる。 樹皮の粘液を髪油の材料としたので美男葛(ビナンカズラ)の別名がある。 葉は長楕円形で, 光沢がある。 夏, 葉腋に黄白色の小花をつける。 果実は球状の小液果で, 赤く熟す。 古名サナカズラ。 ﹝季﹞秋。※二※ (枕詞)「さなかずら」に同じ。
「いや遠長く」「後(ノチ)もあふ」にかかる。 「~後も逢はむと/万葉207」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.